令和8年熊本地震に関する緊急メッセージ
2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
お怪我をされた方々、避難生活を余儀なくされている方々をはじめ、被災地域の皆様が一日も早く平穏な生活を取り戻されますことを、心よりお祈り申し上げます。
また、被災地において、救命・救護活動、医療提供、避難所の運営ならびにライフラインの維持・復旧に昼夜を問わず尽力されているすべての皆様に、深甚なる敬意と感謝を表します。
平成28年熊本地震では、避難生活や車中泊に伴う静脈血栓塞栓症、いわゆるエコノミークラス症候群が多数報告されました。また、阪神・淡路大震災や東日本大震災では、災害に伴う強いストレスなどを背景として、消化性潰瘍や上部消化管出血の増加が報告されています。 今回も、避難生活の長期化に伴い、脱水や活動量の低下による健康被害が懸念されます。
さらに、現在、熊本県内では厳しい暑さが続いており、停電や空調設備の使用制限、慣れない避難生活などに伴う熱中症の発生も強く懸念されます。被災された皆様におかれましては、可能な範囲で、こまめな水分・塩分補給、涼しい環境での休息、足の運動や定期的な歩行を心掛けてください。特に、高齢者、乳幼児、基礎疾患をお持ちの方については、周囲の方々による体調の確認と見守りをお願いいたします。なお、水分や塩分の摂取制限を受けている方は、医療関係者の指示に従ってください。
めまい、強い倦怠感、頭痛、吐き気、意識がもうろうとするなどの症状や、片側の足の腫れや痛み、突然の息苦しさ、胸痛などの異変を感じた場合には、無理をせず、速やかに周囲の方や医療関係者へご相談ください。
日本ヘリコバクター学会としても、被災地域の医療機関および本会会員の状況を注視し、必要に応じて関係機関と連携しながら、本会として可能な支援について検討してまいります。
今後、会員の皆様にご協力をお願いする場合には、あらためて本会ウェブサイト等を通じてご案内いたします。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2026年7月29日
一般社団法人 日本ヘリコバクター学会
理事長 鈴木 秀和
