23.01.25 | 日本ヘリコバクター学会学術賞の募集期間延長のお知らせ[NEW] |
23.01.11 | 第19回 韓日H. pylori ジョイントシンポジウム演題申込み締切を延長しました。[NEW] |
22.12.26 | 第7回教育講演会のご案内を掲載しました。[NEW] |
22.12.15 | 「第19回 韓日H. pylori ジョイントシンポジウムのご案内」を掲載しました。 |
22.12.14 | 日本ヘリコバクター学会代議員の選出について |
22.12.12 | 胃内視鏡廃液を用いるヘリコバクター・ピロリ核酸増幅キットの臨床活用に関して |
22.12.08 | 血清抗体法を用いたヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)感染診断に関する注意喚起(2022年版) |
22.12.08 | 各種委員会メンバーリストを更新しました |
2022年度学術賞について,応募状況を鑑みて,基礎系・臨床系ともに募集期間を延長いたします.締切を2月6日(当日消印有効)まで延長いたしますので,奮ってご応募ください。
応募に際しては、一般社団法人日本ヘリコバクター学会 学術賞選考内規をご確認ください。
締切日: 2023年2月6日(月)当日消印有効
記
1. 応募方法
所定の応募申請書に提出資料を添えて、2023年2月6日(月)までに本会事務局宛て提出して下さい。
応募申請書は下記よりダウンロードして下さい。
応募申請書[DOC]
2. 選考および表彰
学会賞選考委員会の選考を経て本会理事会で受賞者が決定し、受賞者には賞状ならびに副賞が授与されます。
3. 応募書類提出先・お問い合わせ先
日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル (一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8761 FAX:03-3947-8873
E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp
*応募書類送付の際には、封筒表面に「学術賞応募書類 在中」朱書きして下さい。
4. その他
受賞者は第29回学術集会において受賞講演を行い、受賞内容を日本ヘリコバクター学会雑誌に掲載します。
以上
日本と韓国で一年ごとに交互に開催されている日韓H. pyloriジョイント・シンポジウムの演題を募集します。韓国開催年にあたる第19回韓日H. pyloriジョイント・シンポジウムは、2023年3月18日(土)にソウルで現地開催されます。
今年度は3つのシンポジウムと一般演題が予定されています。シンポジウムの演者については、韓国側が旅費を負担してくれます。また、一般演題に応募された若手研究者の演題から5名程度のYoung investigator award(YIA) を選出します。YIAに選出された演題には賞状と賞金500USDが贈られ、5分程度のoral presentationを行っていただきます。
これらとは別に、一般演題で発表する日本人若手研究者(数名)に対して日本ヘリコバクター学会から旅費のサポート(5万円程度を予定)がなされます。一般演題の一部はoral presentationとなる可能性があります。
なお、ハイブリッド形式での開催が予定されていますが、発表者の方はできる限り現地参加をお願いいたします。
日本人の発表応募の窓口は日本ヘリコバクター学会事務局です。下記にしたがって学会事務局(jshr@kokuhoken.or.jp)にお送りください。
① シンポジウム(各演題 7-10分)に応募
以下の3項目に該当する演題を募集します。我が国における総論的な内容を盛り込みつつ、ご自身の成績を発表してください。
1)H. pylori除菌時代における疾病構造の変化
2)日本における最新の除菌戦略
3)胃がん予防のためのH. pylori感染対策
令和5年1月10日まで令和5年1月20日までに演者名、演題名(英文)、所属(英語表記)、抄録(英文,字数・図表数制限なし)を日本ヘリコバクター学会事務局までWordで作成したファイルをe-mailに添付して送ってください。決められたフォームはありません。
② 一般演題に応募
令和5年1月10日まで令和5年1月20日までに演者名、演題名(英文)、所属(英語表記)、抄録(英文,字数・図表数制限なし)を日本ヘリコバクター学会事務局までWordで作成したファイルをe-mailに添付して送ってください。決められたフォームはありません。oral presentationを希望しない場合は、その旨を記載してください。
YIAおよび旅費サポート選考対象希望者は生年月日も記載してください。YIAの選考については、40歳未満(女性は45歳未満)を優先いたします。YIA受賞者と旅費サポート対象者は日本ヘリコバクター学会国際委員会で選考・決定します。奮って、ご応募、ご参加下さい。
*応募の際には、件名に「第19回日韓①シンポジウム申込み」または「第19回日韓②一般演題申込み」とご記入の上、学会事務局(jshr@kokuhoken.or.jp)宛、送信して下さい。申込みメールの受領後、学会事務局より確認の返信を致します。返信がない場合には、お手数ですがご一報下さい。
日韓ジョイントシンポジウム開催の歴史[PDF]
【照会先】一般社団法人日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル4階 (一財)口腔保健協会内
E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8341
日本ヘリコバクター学会
理事長 村上和成
役員等選考委員会
委員長 佐藤貴一
一般社団法人日本ヘリコバクター学会定款第18条ならびに細則第2章により,代議員(任期:2023年定時社員総会~2025年定時社員総会まで)の選出を行います.
代議員に新たに立候補を希望される方は,本会代議員2名の推薦を得て,申請書類を下記事務局までご送付下さい.
代議員の申請資格は,以下の各項のいずれをも満たすものとする.
ただし,上記の条件を満たさない場合でも,理事長の推薦により,学会に多大な貢献があるものに代議員の選出資格を与えることがあります.
上記の申請資格を全て満たし,かつ本会代議員2名の推薦がある場合には,代議員候補者として申請ができます.代議員候補者は下記申請書類にご記入の上,本会事務局に提出して下さい.
申請書類
2023年3月31日(金)当日消印有効
*理事長推薦の代議員候補者の推薦枠は3名とし、原則として満5年以上の本学会正会員歴を有し、役員等選考委員会での承認を必要とします。
*現代議員が推薦できる候補者は3名以内とします。
一般社団法人日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル4F (一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8341
(ご参考)日本ヘリコバクター学会定款(第18、19、20条)・細則(第二章)
代議員の選出について[PDF]
申請書類一式[DOC]
2022年12月11日
一般社団法人日本ヘリコバクター学会 理事長 村上和成
同 ガイドライン担当理事 下山 克
令和4年11月1日、Helicobacter pylori (H. pylori)に関する新たな臨床検査として、核酸増幅法が保険適用となりました。
本検査は、胃液を含む胃内視鏡廃液中のH. pylori DNA 及びクラリスロマイシン感受性に関与する 23S rRNA 遺伝子ドメイン V 領域の変異を検出します。本邦で初めて製造販売承認されたH. pylori核酸キットであり、その臨床活用方法に関してお知らせいたします。
本キットは、内視鏡検査において追加の侵襲なく得られる”廃液”を使用するため、培養・感受性試験において”生検鉗子”で採取する「胃粘膜生検」に比べて、出血リスクはなく、検体採取の安全性が高いと考えられます。さらに、本キットは核酸精製・増幅・検出に必要な全ての試薬を内蔵したテストカートリッジと専用抽出液により構成され、簡易な測定操作法にて実施でき、診療の現場において1時間以内にH. pylori感染のみならずクラリスロマイシン感受性に関与する遺伝子変異を同時検査することが可能となります。医薬品医療機器総合機構(PMDA)の体外診断用医薬品の認可を受けているH. pylori核酸キットは1製品のみです。当該製品の相関成績は、既存の検査法を対照とした一致率として、H. pylori感染診断について尿素呼気試験に対し93.6%、便中抗原検査に対し93.2%、またクラリスロマイシン感受性の診断について薬剤感受性試験に対して97.0%と、高い一致率を示し良好です。(Tsuda M et al. Helicobacter 2022 Dec;27(6):e12933)
H. pylori感染の診断には下記の検査法があり、従来行われてきた①~⑥の検査法に加えて。⑦として核酸増幅法が追加となっています。
①迅速ウレアーゼ試験 ②鏡検法 ③培養法 ④抗体測定 ⑤尿素呼気試験 ⑥糞便中抗原測定 ⑦核酸増幅法
単独でゴールドスタンダードとなる検査が無いため、複数の診断法を組み合せることが推奨されます。保険診療上は①~⑥の検査が陰性の場合に他のもう一つの検査を実施できますが、核酸増幅法が陰性の場合は同時に実施した内視鏡検査の所見でH. pylori感染が疑われる場合に他の検査を一つ実施できます。
除菌療法における薬物の選択は、薬剤感受性試験を行い、最も高い除菌率が期待される組み合せにすることが推奨されます。しかし、薬剤感受性試験にはH. pyloriの培養を必要とするため、専用の機器や設備、専門知識を有する検査技師のもとの検査となります。培養においては1週間以上の検査期間を要することから広く普及しておらず、薬剤感受性試験に基づく除菌療法の選択は難しいという課題がありました。本キットは、H. pylori感染診断に加え、薬剤感受性試験と同じ位置付けでクラリスロマイシン感受性の診断に使用できるものと考えています。よって、H. pylori除菌においては、効果的な除菌療法の選択および抗菌薬の適正使用に有用な情報を得ることができます。適正な除菌療法の選択は、治療期間の短縮、薬剤による副作用の回避、医療費削減に加え、新たな薬剤耐性菌の広がりを抑えることにも繋がると考えられます。
保険診療におけるH. pyloriの除菌療法としては、1次除菌と2次除菌の順番の変更は出来ませんが、薬剤感受性試験等で感受性が低く、除菌されない可能性が高い場合には、最も高い除菌率が期待される組み合せにすることが推奨されます。除菌療法の選択においては、診療録および診療報酬明細書の摘要欄に、その根拠を明記する必要があります。また、自治体や保険者により、診療報酬の審査支払に対する判断が異なる場合がありますので、注意が必要となります。
胃内視鏡廃液を用いるヘリコバクター・ピロリ核酸増幅キットの臨床活用に関して
2022年12月8日
日本ヘリコバクター学会 理事長 村上和成
同 胃癌リスク評価に資する抗体法適正化委員会 委員長 伊藤公訓
血清抗体法の使用について、すでに本学会は2021年5月3日に注意喚起文書を公表しています。すなわち、「血清抗体価は、現在のピロリ菌感染状態を反映するものではないので血清抗体が陽性というだけで除菌治療を行うことは推奨されず、除菌治療に際しては抗体法以外の検査法のいずれか、または複数を用いて現感染を確認する」というものです。その後、「抗体法でより正確に現感染を診断できる抗体価を設定すべきではないか」との要望を受け、以下の文章を追加公表します。血清抗体法の運用においては下記を十分ご理解の上、ピロリ菌未感染者・既感染者に対して除菌治療を行うことのないように注意して下さい。
1. 最も多い血清抗体法の活用は、保険外診療(人間ドック、健診など)で抗体法陽性判定を受け、その後に保険診療で除菌治療へつなげる場合です。
(1) 血清抗体検査と同日に上部消化管内視鏡検査を実施している場合、現感染を確認するため(A)尿素呼気試験または(B)便中抗原検査を追加実施することが推奨されます。
(2) 血清抗体検査結果判明後に内視鏡を行う場合、(A)または(B)を追加するか、内視鏡検査時に(C)迅速ウレアーゼ試験、(D)鏡検、(E)培養、(F)核酸増幅法、いずれかを追加実施することが推奨されます。
なおこれらの場合、抗体法は自費診療で行っているため、その結果が陽性でも上記追加検査は保険診療で実施可能です。
2. 保険診療で上部消化管内視鏡検査を先行して実施した場合、内視鏡検査で現感染と診断したことを受けてピロリ検査を行うことになります。その場合、感染診断法の選択は抗体法以外の6つ(A)(B)(C)(D)(E)(F)のいずれかを用いることが推奨されます。
3. 内視鏡検査でピロリ現感染と確診できない場合に血清抗体検査結果のみで除菌を行うことは推奨できません。やむをえない場合は学会主導多施設研究データより算出した抗体価分布1)を参照し、除菌治療の適応を判断してください。抗体価が高くなれば、その症例が現感染である確率は高くなります。ただし、血清抗体価が比較的低値の場合は、内視鏡所見や他の検査法の結果を参考に総合的な感染診断2)を行うことを強く推奨します。
(参考)各キットにおけるピロリ現感染・未感染例の抗体価分布(既感染例を除外した上で、学会主導多施設研究データ1)より作成)
4. 保険外診療(人間ドック、健診など)において逐年で血清抗体法が用いられる場合があります。また未感染が確定していても逐年血清抗体法が行われている場合があります。血清抗体法は、採血が行われる保険外診療(人間ドック、健診など)では簡便に実施できる検査法ですが、漫然と逐年検査を行わないよう留意してください。
1) 伊藤公訓 他. 胃癌リスク評価に資する抗体法適正化に関する多施設研究(第二報) 日本ヘリコバクター学会誌 22(1).2020
2) 日本ヘリコバクター学会 H.pylori 感染の診断と治療のガイドライン2016改訂版
血清抗体法を用いたヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染診断に関する注意喚起(2022年版)
一般社団法人日本ヘリコバクター学会
理事長 村上 和成
学会賞選考委員会委員長 太田 浩良
ヘリコバクター研究領域(基礎系および臨床系)において、本会会員の優れた研究業績を顕彰し、本領域の研究を奨励することを目的として、2016年に日本ヘリコバクター学会学術賞が創設されました。
2022年度第7回候補者を下記の要領で募集しますので、奮ってご応募ください。
応募に際しては、一般社団法人日本ヘリコバクター学会 学術賞選考内規をご確認ください。
締切日: 2023年1月20日(金)当日消印有効
記
1. 応募方法
所定の応募申請書に提出資料を添えて、2023年1月20日(金)までに本会事務局宛て提出して下さい(当日消印有効)。
応募申請書は下記よりダウンロードして下さい。
応募申請書[DOC]
2. 選考および表彰
学会賞選考委員会の選考を経て本会理事会で受賞者が決定し、受賞者には賞状ならびに副賞が授与されます。
3. 応募書類提出先・お問い合わせ先
日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル (一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8761 FAX:03-3947-8873
E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp
*応募書類送付の際には、封筒表面に「学術賞応募書類 在中」と朱書きして下さい。
4. その他
受賞者は第29回学術集会において受賞講演を行い、受賞内容を日本ヘリコバクター学会雑誌に掲載します。
以上
基礎研究助成金 申請書[DOC]
基礎研究助成金 研究成果報告書[DOC]
基礎研究助成金 収支報告書[DOC]
(注)
一般社団法人日本ヘリコバクター学会 基礎研究助成金交付内規[PDF]
以上
ASEAN Stomach and Microbiota study group (ASMG)の会議が11月にバンコクで開催されます。
詳しくは本学会国際委員会までお問合せ下さい。
この度、本学会若年者ヘリコバクター感染に関する委員会で、
「中学生ピロリ菌検査と除菌治療 自治体向けマニュアル」[PDF] を作成しました。
会員の皆様、各自治体関係の皆様にはぜひご一読いただき、お役立ていただければ幸いです。
2022年7月29日
一般社団法人日本ヘリコバクター学会
理事長 村上 和成
若年者ヘリコバクター感染に関する委員会
委員長 奥田真珠美
21st CHRO (International workshop on Campylobacter, Helicobacter and Related Organisms)が,2022年11月14-18日に,中国の揚州およびオンラインで開かれます。この国際学会は,日本(新潟,2009年)など,奇数年に世界各地で開かれ,ピロリ菌などヘリコバクターおよびカンピロバクターの基礎臨床研究をリードしてきましたが,コロナ禍で1年延期されました。
日本と韓国で一年ごとに交互に開催されている日韓H. pyloriジョイント・シンポジウムの演題を募集します。日本開催年にあたる第18回日韓H. pyloriジョイント・シンポジウムは、兵庫県西宮市で開催される第28回日本ヘリコバクター学会学術集会の期間中の2022年6月25日(土)に開催されます(午後を予定しています)。新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、WEBまたは現地での開催になる予定です。
今回は3つのシンポジウムと一般演題が予定されており、演者を募集します。シンポジウムは口演で、発表には関連する日本国内の成績についての総説的な内容も盛り込んでください。一般演題はデジタルポスター発表となります。パワーポイントを英語で作成してアップロードしていただきます。また、若手研究者の演題から5名程度のYoung investigator award(YIA) を選出します。YIAに選出された演題には賞状と賞金が贈られ、5分程度のoral presentationを行っていただきます。
日本人の発表応募の窓口は日本ヘリコバクター学会事務局です。下記にしたがって学会事務局(jshr@kokuhoken.or.jp)にお送りください。
① シンポジウム(各演題 7-10分)に応募
令和4年3月2日3月16日(水)15時までに演者名、演題名(英文)、所属(英語表記)、抄録(英文,字数・図表数制限なし)を日本ヘリコバクター学会事務局までWordで作成したファイルをe-mailに添付して送ってください。採用決定後CVを送っていただきます。
【テーマ】
② 一般演題に応募
令和4年3月2日3月16日(水)15時までに演者名、演題名(英文)、所属(英語表記)、抄録(英文,字数・図表数制限なし)を日本ヘリコバクター学会事務局までWordで作成したファイルをe-mailに添付して送ってください。oral presentationを希望しない場合は、その旨を記載してください。YIA選考対象希望者は生年月日も記載してください【YIAの選考については、40歳未満(女性は45歳未満)を優先いたします】。決められたフォームはありません。YIA受賞者は日本ヘリコバクター学会国際委員会で選考・決定します。奮って、ご応募、ご参加下さい。
*応募の際には、件名に「第18回日韓①シンポジウム申込み」または「第18回日韓②一般演題申込み」とご記入の上、学会事務局(jshr@kokuhoken.or.jp)宛、送信して下さい。申込みメールの受領後、学会事務局より確認の返信を致します。返信がない場合には、お手数ですがご一報下さい。
【照会先】一般社団法人日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル4階 (一財)口腔保健協会内
E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8341
一般社団法人日本ヘリコバクター学会
理事長 村上 和成
学会賞選考委員会委員長 太田 浩良
2021年度学術賞について,2月7日の締切までに「基礎系」での応募がありませんでしたので,基礎系・臨床系ともに再募集いたします.下記の日程まで延長いたしますので,奮ってご応募ください。
応募に際しては、一般社団法人日本ヘリコバクター学会 学術賞選考内規をご確認ください。
締切日: 2022年2月18日(金)当日消印有効
記
1. 応募方法
所定の応募申請書に提出資料を添えて、2022年2月18日(金)までに本会事務局宛て提出して下さい。
応募申請書は下記よりダウンロードして下さい。
応募申請書[DOC]
2. 選考および表彰
学会賞選考委員会の選考を経て本会理事会で受賞者が決定し、受賞者には賞状ならびに副賞が授与されます。
3. 応募書類提出先・お問い合わせ先
日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル (一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8761 FAX:03-3947-8873
E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp
*応募書類送付の際には、封筒表面に「学術賞応募書類 在中」朱書きして下さい。
4. その他
受賞者は第28回学術集会において受賞講演を行い、受賞内容を日本ヘリコバクター学会雑誌に掲載します。
以上
日本ヘリコバクター学会
理事長 村上和成
役員等選考委員会
委員長 佐藤貴一
一般社団法人日本ヘリコバクター学会定款第18条ならびに細則第2章により,代議員(任期:2022年定時社員総会~2023年定時社員総会まで)の選出を行います.
代議員に新たに立候補を希望される方は,本会代議員2名の推薦を得て,申請書類を下記事務局までご送付下さい.
代議員の申請資格は,以下の各項のいずれをも満たすものとする.
ただし,上記の条件を満たさない場合でも,理事長の推薦により,学会に多大な貢献があるものに代議員の選出資格を与えることがあります.
上記の申請資格を全て満たし,かつ本会代議員2名の推薦がある場合には,代議員候補者として申請ができます.代議員候補者は下記申請書類にご記入の上,本会事務局に提出して下さい.
申請書類
2022年3月31日(木)当日消印有効
*理事長推薦の代議員候補者の推薦枠は3名とし、原則として満5年以上の本学会正会員歴を有し、役員等選考委員会での承認を必要とします。
*現代議員が推薦できる候補者は3名以内とします。
一般社団法人日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル4F (一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8341
代議員の選出について[PDF]
申請書類一式[DOC]
一般社団法人日本ヘリコバクター学会
理事長 村上 和成
学会賞選考委員会委員長 太田 浩良
ヘリコバクター研究領域(基礎系および臨床系)において、本会会員の優れた研究業績を顕彰し、本領域の研究を奨励することを目的として、2016年に日本ヘリコバクター学会学術賞が創設されました。
2021年度第6回候補者を下記の要領で募集しますので、奮ってご応募ください。
応募に際しては、一般社団法人日本ヘリコバクター学会 学術賞選考内規をご確認ください。
締切日: 2022年2月7日(月)当日消印有効
記
1. 応募方法
所定の応募申請書に提出資料を添えて、2022年2月7日(月)までに本会事務局宛て提出して下さい(当日消印有効)。
応募申請書は下記よりダウンロードして下さい。
応募申請書[DOC]
2. 選考および表彰
学会賞選考委員会の選考を経て本会理事会で受賞者が決定し、受賞者には賞状ならびに副賞が授与されます。
3. 応募書類提出先・お問い合わせ先
日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル (一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8761 FAX:03-3947-8873
E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp
*応募書類送付の際には、封筒表面に「学術賞応募書類 在中」朱書きして下さい。
4. その他
受賞者は第28回学術集会において受賞講演を行い、受賞内容を日本ヘリコバクター学会雑誌に掲載します。
以上
2021年5月3日
日本ヘリコバクター学会 理事長 加藤 元嗣
同 胃癌リスク評価に資する抗体法適正化委員会 委員長 伊藤 公訓
血清抗ヘリコバクター・ピロリ抗体検査(以下、血清抗体法)が広く使用されていますが、実臨床では血清抗体価の取り扱いについて誤った使用例が多く報告されています。血清抗体法は、元来ピロリ菌現感染例と未感染例を区別することを目的とした検査法で、既感染(除菌後)例は判定できません。また最近普及しつつあるLatex法キットはIgG抗体だけでなくIgM抗体やIgA抗体にも反応します。血清抗体法の運用については、以下の事項を十分理解した上で使用してください。
1. 血清抗体価は「現在のピロリ菌感染状態」を反映するものではありません。
血清抗体法は、保険収載された検査法の中で靜菌作用を持つ薬物の影響を受けない長所を有していますが、現在のピロリ菌感染状態を反映するものではなく血清抗体が陽性というだけで除菌治療を行うことは推奨されません。特に、胃がんリスク評価の際に用いる「陰性高値」例には多くの既感染、未感染例が含まれます。ABC分類における「B群、C群」という判定についても、取り扱いは同様です。問診で除菌歴を除外できても、除菌治療しないでピロリ菌が消失する例(偶然除菌例)が混在するため注意が必要です(引用1)。さらには、除菌成功後の抗体陰性化には年単位の時間を要することが多く(2年経過でも約半数)、除菌後長期経過しても血清抗体価が十分に(半分以下に)低下せず陽性域での持続例があるため、血清抗体法のみで除菌判定をおこなうことは適切ではありません(抗体価が陰性化しないことは、除菌不成功と同じではありません)(引用1)。
2. 除菌治療前には、血清抗体法だけではなく現感染診断に適した検査を実施し、陽性であることを確認してください。
現在、保険収載されている6つの検査法(鏡検法、培養法、迅速ウレアーゼ試験、血清・尿中抗体法、便中抗原法、尿素呼気試験)すべてにおいて、偽陰性、偽陽性は生じ得ます。ピロリ菌感染診断においては、これらの検査結果や画像所見を総合的に評価することが重要ですが、除菌治療に際しては抗体法以外の5つの検査法のいずれか、または複数を用い現感染を確認してください(多くの施設で安定した結果が得られる検査法は尿素呼気試験、便中抗原法、迅速ウレアーゼ試験です)(注意1)。
3. 血清抗体価測定キットは同じではなく、それぞれ特性があります。
学会ホームページに掲載している注意勧告文書(2020年4月25日;Latex法における胃癌リスク評価に資する最適な血清抗ヘリコバクター・ピロリ抗体価測定基準値について:引用2)を十分ご理解ください。
引用1: 青山伸郎ほか 日本ヘリコバクター学会誌 2020; 21: 112-120
引用2: 本学会ホームページ(http://www.jshr.jp/member/index.html#news200427)
注意1: 保険診療上の取り扱いについては、「H.pylori 感染の診断と治療のガイドライン2016改訂版Q&A」を参照
日本ヘリコバクター学会ではHelicobacter pyloriの薬剤感受性試験法の国内標準化を目指して、薬剤感受性試験に用いる基準菌株の分譲業務を行っています。
Helicobacter pylori基準菌株はバイオセーフティレベル2に相当する細菌であり、バイオハザード防止の観点から分譲に先立ち、菌株の利用者またはその研究責任者の病原体取り扱い経験と使用及び保管先研究室の状況を確認する必要があります。ご理解いただいた上、申込書への記載をお願いいたします。
日本ヘリコバクター学会耐性菌基準パネル菌株利用申込書[PDF]
書類送付先 〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル501
一般財団法人 口腔保健協会 日本ヘリコバクター学会菌株係
下記の要項でホームページ バナー広告募集をおこないます。
広告掲載申込書[DOC]
2020年4月25日
胃がんリスク評価に資する抗体法適正化委員会
委員長 伊藤公訓
日本ヘリコバクター学会 理事長 加藤元嗣
日本ヘリコバクター学会は、「Latex法における胃癌リスク評価に資する最適な血清抗ヘリコバクター・ピロリ抗体価測定基準値」を提示することを目的として、学会主導多施設研究を実施した。その結果は以下のごとくであり、胃癌リスク評価を行う際には以下を留意して実施するよう勧告する。
1) Eiken Latex kit(LZテスト‘栄研’H. ピロリ抗体)は、Eiken EIA kit(Eプレート‘栄研’H. ピロリ抗体Ⅱ)に比較して
2) 本邦で使用できるLatex kit 3種間の相違について
注1:Eiken EIAを用いた胃がんリスク層別化検査では3 U/mL以上が精査対象のため、Eiken EIAの代わりにEiken Latexを用いると精査例(偽陽性)が増加する。
注2:抗体価が陽性であっても画像と整合性が取れない場合には、抗体価のみで現感染と判断してはならない。
注3:除菌歴のない既感染者が一定頻度存在する(腸上皮化生による自然消失例や、他目的抗菌薬使用による偶然除菌例)。実臨床では、問診で除外できない既感染者が存在し、その混入率により最適のカットオフ値は変動する。なお、今回実施した本学会主導多施設研究において算出された最適カットオフ値は、Wako 4.4、Denka 10.8、Eiken 6.1であった。