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最終更新日 : 21/07/20

お知らせ

2021年度 認定医更新者向け 教育講演会参加申し込み追加募集のお知らせ

2021年度 認定医更新者向け 教育講演会参加申し込みの追加募集を行います。
2021年6月25日に第27回日本ヘリコバクター学会学術集会のホームページにて教育講演会の参加申し込みを開始いたしましたが、翌日には参加予定人数の200名に達し、参加受付を終了いたしました。
しかし、締め切り後より参加を希望する問い合わせを多数いただく状況であり、本学術集会での参加人数の上限を300名に増員することが本学会の理事会で了承されました。

2021年7月26日(月)の12時より参加申し込みを再開いたします。ただし、参加申し込み対象者は2021年度、または2022年度に認定医更新が必要となる先生を優先にさせていただきます。
申し込み期間中でも定員となり次第受付は終了となります。これ以上、追加募集を行うことはありませんので、本教育講演会の参加が必要となる先生は、ご注意のほど、よろしくお願いいたします。

また、2022年1月には第6回教育講演会(Web講演会、2022年1月11日~2月5日までオンデマンド配信予定、参加費5,000円)、2022年6月には第28回日本ヘリコバクター学会学術集会にて認定医更新者向けの教育講演会が開催されますので、両講演会の利用もご検討ください。

なお、参加登録につきましては、第27回学術集会ホームページをご確認ください。https://jshr27.jp/registration.html

日本ヘリコバクター学会 理事長 村上和成
第27回日本ヘリコバクター学会学術集会 会長 河合 隆


血清抗体法を用いたヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染診断に関する注意喚起

2021年5月3日
日本ヘリコバクター学会 理事長 加藤 元嗣
同 胃癌リスク評価に資する抗体法適正化委員会 委員長 伊藤 公訓

 血清抗ヘリコバクター・ピロリ抗体検査(以下、血清抗体法)が広く使用されていますが、実臨床では血清抗体価の取り扱いについて誤った使用例が多く報告されています。血清抗体法は、元来ピロリ菌現感染例と未感染例を区別することを目的とした検査法で、既感染(除菌後)例は判定できません。また最近普及しつつあるLatex法キットはIgG抗体だけでなくIgM抗体やIgA抗体にも反応します。血清抗体法の運用については、以下の事項を十分理解した上で使用してください。

1. 血清抗体価は「現在のピロリ菌感染状態」を反映するものではありません。
 血清抗体法は、保険収載された検査法の中で靜菌作用を持つ薬物の影響を受けない長所を有していますが、現在のピロリ菌感染状態を反映するものではなく血清抗体が陽性というだけで除菌治療を行うことは推奨されません。特に、胃がんリスク評価の際に用いる「陰性高値」例には多くの既感染、未感染例が含まれます。ABC分類における「B群、C群」という判定についても、取り扱いは同様です。問診で除菌歴を除外できても、除菌治療しないでピロリ菌が消失する例(偶然除菌例)が混在するため注意が必要です(引用1)。さらには、除菌成功後の抗体陰性化には年単位の時間を要することが多く(2年経過でも約半数)、除菌後長期経過しても血清抗体価が十分に(半分以下に)低下せず陽性域での持続例があるため、血清抗体法のみで除菌判定をおこなうことは適切ではありません(抗体価が陰性化しないことは、除菌不成功と同じではありません)(引用1)。

2. 除菌治療前には、血清抗体法だけではなく現感染診断に適した検査を実施し、陽性であることを確認してください。
 現在、保険収載されている6つの検査法(鏡検法、培養法、迅速ウレアーゼ試験、血清・尿中抗体法、便中抗原法、尿素呼気試験)すべてにおいて、偽陰性、偽陽性は生じ得ます。ピロリ菌感染診断においては、これらの検査結果や画像所見を総合的に評価することが重要ですが、除菌治療に際しては抗体法以外の5つの検査法のいずれか、または複数を用い現感染を確認してください(多くの施設で安定した結果が得られる検査法は尿素呼気試験、便中抗原法、迅速ウレアーゼ試験です)(注意1)。

3. 血清抗体価測定キットは同じではなく、それぞれ特性があります。
 学会ホームページに掲載している注意勧告文書(2020年4月25日;Latex法における胃癌リスク評価に資する最適な血清抗ヘリコバクター・ピロリ抗体価測定基準値について:引用2)を十分ご理解ください。

引用1: 青山伸郎ほか 日本ヘリコバクター学会誌 2020; 21: 112-120
引用2: 本学会ホームページ(http://www.jshr.jp/member/index.html#news200427
注意1: 保険診療上の取り扱いについては、「H.pylori 感染の診断と治療のガイドライン2016改訂版Q&A」を参照


第5回教育講演会でのサーバー障害について

4月29日(木)0時頃から第5回教育講演会運営に利用しているサーバーについて障害が発生したため、ウェブサイトへのアクセスが出来なくなる事象が発生いたしました。
受講者の皆様には多大なるご不便、ご迷惑をお掛けいたしまして、心よりお詫び申し上げます。

サーバー障害は4月30日(金)10時頃に復旧し、現在は通常通りご利用いただける状態となっております。

また、今回の障害により、ご視聴いただけない期間が発生いたしましたため、視聴可能期間を5月3日(月)23:59まで延長いたします。

今後このようなことのないよう、再発防止に努めてまいりますので、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

日本ヘリコバクター学会 教育講演会 運営事務局


The 29th Annual Meeting of the Korean College of Helicobacter and Upper Gastrointestinal Research and the 17th Korea-Japan Joint Symposium on Helicobacter Research [HUG 2021] Oral presentation for free paper募集のご案内

韓国から2021年3月20日に開催されます、第17回韓日ジョイントシンポジウム Oral presentation for free paperの案内がありました。学会は、ハイブリッド形式での開催ですので、日本でのオンライン参加が可能です。

日本ヘリコバクター学会の会員に皆様には奮ってご応募、ご参加いただきますようお願いいたします。応募される方は、決められたフォームはありませんが、A4用紙1枚程度で、演題名、所属、抄録(すべて英語表記)を日本ヘリコバクター学会事務局まで2月12日(金)までにお送りください。

【発表日時】2021年3月20日(土)9時~10時

【抄録締切】2021年2月12日(金)

【抄録提出先】日本ヘリコバクター学会事務局 E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp

〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル 4F
(一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8841

【HUG 2021 ホームページ】 https://www.helicobacterkorea.org/


日本ヘリコバクター学会学術賞の再募集について

一般社団法人日本ヘリコバクター学会
理事長 加藤 元嗣
学会賞選考委員会委員長 太田 浩良

ヘリコバクター研究領域(基礎系および臨床系)において、本会会員の優れた研究業績を顕彰し、本領域の研究を奨励することを目的として、2016年に日本ヘリコバクター学会学術賞が創設されました。
2020年度学術賞について、2月26日の締切までに「基礎系」での応募がありませんでしたので、基礎系・臨床系ともに再募集いたします。下記の日程まで延長いたしますので、奮ってご応募ください。
応募に際しては、一般社団法人日本ヘリコバクター学会 学術賞選考内規をご確認ください。

締切日: 2021年3月19日(金)当日消印有効

1. 応募方法
所定の応募申請書に提出資料を添えて、2021年3月19日(金)までに本会事務局宛て提出して下さい(当日消印有効)。
応募申請書は下記よりダウンロードして下さい。

応募申請書[DOC]

  1. 履歴書
  2. 応募研究の「研究課題および研究概要」(A4判2枚以内)。
  3. 発表論文別刷10部(1編以上5編まで)、主要論文の要旨(A4判2枚以内)、論文リスト

2. 選考および表彰
学会賞選考委員会の選考を経て本会理事会で受賞者が決定し、受賞者には賞状ならびに副賞が授与されます。

3. 応募書類提出先・お問い合わせ先
日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル(一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8761 FAX:03-3947-8873
E-mail:jshr@kokuhoken.or.jp
*応募書類送付の際には、封筒表面に「学術賞応募書類 在中」朱書きして下さい。

4. その他
受賞者は第27回学術集会において受賞講演を行い、受賞内容を日本ヘリコバクター学会雑誌に掲載します。

以上


日本ヘリコバクター学会代議員の選出について

日本ヘリコバクター学会
理事長 加藤元嗣
役員等選考委員会
委員長 村上和成

一般社団法人日本ヘリコバクター学会定款第18条ならびに細則第2章により,代議員(任期:2021年定時社員総会~2023年定時社員総会まで)の選出を行います.
代議員に新たに立候補を希望される方は,本会代議員2名の推薦を得て,申請書類を下記事務局までご送付下さい.

代議員の申請資格

代議員の申請資格は,以下の各項のいずれをも満たすものとする.

  1. 満5年以上引き続き本学会正会員であること.
  2. 最近5年間のうちで下記条件をすべて満たすこと.
    ただし海外留学期間はこれに含めない
    • 複数回の学術集会にわたり演題を発表していること(共同発表も可).
    • シンポジウム・パネルディスカッションまたはこれに準ずる講演の演者(共同発表も可),または一般演題を含めて司会の経験があること.
  3. ヘリコバクターに関する学術論文があること.なお一編は外国語論文であることが望ましい(共同著者も可).
  4. 臨床系の代議員候補者は代議員申請時にH. pylori(ピロリ菌)感染症認定医であること.

ただし,上記の条件を満たさない場合でも,理事長の推薦により,学会に多大な貢献があるものに代議員の選出資格を与えることがあります.

申請方法

上記の申請資格を全て満たし,かつ本会代議員2名の推薦がある場合には,代議員候補者として申請ができます.代議員候補者は下記申請書類にご記入の上,本会事務局に提出して下さい.

申請書類

  1. 新代議員推薦状2通(本会代議員2名の推薦が必要)
  2. 様式1-1および1-2 新代議員推薦状
  3. 様式2 本学会学術集会での活動業績
  4. 様式3 本学会以外でのヘリコバクターに関する発表業績
  5. 様式4 本学会以外でのヘリコバクターに関する論文業績

提出締切

2021年3月31日(水)当日消印有効

その他注意事項

*理事長推薦の代議員候補者の推薦枠は3名とし、原則として満5年以上の本学会正会員歴を有し、役員等選考委員会での承認を必要とします。
*現代議員が推薦できる候補者は3名以内とします。

送付先

一般社団法人日本ヘリコバクター学会事務局
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル4F (一財)口腔保健協会内
TEL:03-3947-8891 FAX:03-3947-8341

代議員の選出について[PDF]
申請書類一式[DOC]


薬剤感受性試験に用いる基準菌株の分譲について

日本ヘリコバクター学会ではHelicobacter pyloriの薬剤感受性試験法の国内標準化を目指して、薬剤感受性試験に用いる基準菌株の分譲業務を行っています。

Helicobacter pylori基準菌株はバイオセーフティレベル2に相当する細菌であり、バイオハザード防止の観点から分譲に先立ち、菌株の利用者またはその研究責任者の病原体取り扱い経験と使用及び保管先研究室の状況を確認する必要があります。ご理解いただいた上、申込書への記載をお願いいたします。

バイオセーフティレベル2の菌株の取り扱い注意事項[pdf]

申込み要領

  1. 分譲菌株:Helicobacter pylori (CAM、AMPC、MNZ、最小発育阻止濃度参考値*)
    JSHR6(感受性菌、CAM 0.016μg/ml, AMPC 0.032μg/ml, MNZ 4μg/ml)
    JSHR3(CAM耐性菌、CAM 16μg/ml、AMPC 0.032μg/ml, MNZ 4μg/ml,)
    JSHR31(多剤(3薬剤)耐性CAM、 16μg/ml, AMPC 1μg/ml, MNZ 64μg/ml)
    *5%馬血清添加Brucella寒天平板希釈法にて算定
  2. 申込者:本学会会員または薬剤感受性試験の基準菌株としての使用を目的とする一般利用者が申し込むことができます。
    菌株の取り扱いに十分な病原細菌学の知識と技術並びに実験設備をもっておられることが条件となりますので,実験担当者が申込者となって下さい。
  3. 分譲に係わる必要経費
    会員(1株¥10,000+消費税×株数)
    非会員(1株¥50,000+消費税×株数)
  4. 申し込み先
    病原体等安全取扱・管理指針をお読みいただいた上で、利用申込書をダウンロード後、入力・出力し下記へ郵送してください。

    日本ヘリコバクター学会耐性菌基準パネル菌株利用申込書[PDF]

    書類送付先 〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル501
    一般財団法人 口腔保健協会 日本ヘリコバクター学会菌株係

  5. 申込みを受けた菌株については、書類記載状況を確認後、(一財)口腔保健協会から保存機関に書類を送り,保存機関から申込者に菌株が送られることになります。通常,書類を回送してから2~3週間程度ですが,これ以上かかる場合もありますので予めご承知下さいますようお願い致します。

その他の関係事項

  1. 菌株は―80℃凍結チューブを冷凍状態で送付いたします。到着後速やかに培地による培養の有無を確認してください。
  2. 分譲された菌株の第3者への再分譲はご遠慮ください。また、薬剤感受性試験の基準菌株以外の目的で使用される場合には学会事務局へお問い合わせください。
  3. 菌株発送元:NBRC(独)製品評価技術基盤機構生物遺伝資源センター
    NITE Biological Resource Center, National Institute of Technology and Evaluation

ホームページ バナー広告募集について

下記の要項でホームページ バナー広告募集をおこないます。

  • 媒体名:
    日本ヘリコバクター学会ウェブサイト http://www.jshr.jp/
  • バナー広告の表示位置/枠数:
    ページの右上部(全ページ掲載)
  • 掲載期間:
    1年間(更新可)
  • 広告掲載料:
    500,000 円 (消費税込)
  • バナー広告の規格・仕様:
    バナーサイズ W120×H90 pixel
    画像フォーマット GIF形式またはJPEG 形式
    ファイルサイズ 50KB 以下
  • リンク先:
    ご指定のウェブサイトのページにリンクさせていただきます。リンクを希望されない場合は、そ の旨を申込書に明記してください。ただし、掲載料は変わりません。
  • 申し込み方法:
    下記より広告掲載申込書に必要事項をご記入のうえ、事務局宛に FAX またはE-mailにてお送りください。広告表現、訴求内容等によっては掲載をお断りする場合がありますことをお含みおきください。
  • お支払い方法:
    申込書受領後、請求書をご送付いたしますので、指定口座にお振り込みください。

広告掲載申込書[DOC]


日本ヘリコバクター学会 胃癌リスク評価に資する抗体法適正化委員会からの勧告
「Latex法における胃癌リスク評価に資する最適な血清抗ヘリコバクター・ピロリ抗体価測定基準値」について

2020年4月25日

胃がんリスク評価に資する抗体法適正化委員会
委員長 伊藤公訓
日本ヘリコバクター学会 理事長 加藤元嗣

日本ヘリコバクター学会は、「Latex法における胃癌リスク評価に資する最適な血清抗ヘリコバクター・ピロリ抗体価測定基準値」を提示することを目的として、学会主導多施設研究を実施した。その結果は以下のごとくであり、胃癌リスク評価を行う際には以下を留意して実施するよう勧告する。

1) Eiken Latex kit(LZテスト‘栄研’H. ピロリ抗体)は、Eiken EIA kit(Eプレート‘栄研’H. ピロリ抗体Ⅱ)に比較して

  • ピロリ未感染例で3 U/mL以上になりやすい。
    (Eiken Latex 20% (321/1,587) vs Eiken EIA 7.4% (117/1,587))(注1)
  • ピロリ未感染例でも10 U/mL以上になることがある。
    (Eiken Latex 2.2% (35/1,587) vs Eiken EIA 0.25% (4/1,587))(注2)

2) 本邦で使用できるLatex kit 3種間の相違について

  • Wako Latex kit(LタイプワコーH. ピロリ抗体・J), Denka Latex kit(H. ピロリ-ラテックス「生研」)では、添付文書のカットオフ値を用いることでピロリ未感染例と感染例(現感染および既感染)の最適診断精度が得られる。
  • Eiken Latex kitでは添付文書のカットオフ値が最適ではない。ROC解析による最適のカットオフ値を用いれば、3種のLatex kitの診断精度に差はないと考えられるが、再検証が必要である。(注3)

注1:Eiken EIAを用いた胃がんリスク層別化検査では3 U/mL以上が精査対象のため、Eiken EIAの代わりにEiken Latexを用いると精査例(偽陽性)が増加する。

注2:抗体価が陽性であっても画像と整合性が取れない場合には、抗体価のみで現感染と判断してはならない。

注3:除菌歴のない既感染者が一定頻度存在する(腸上皮化生による自然消失例や、他目的抗菌薬使用による偶然除菌例)。実臨床では、問診で除外できない既感染者が存在し、その混入率により最適のカットオフ値は変動する。なお、今回実施した本学会主導多施設研究において算出された最適カットオフ値は、Wako 4.4、Denka 10.8、Eiken 6.1であった。

過去の委員会からの勧告


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