PAGETOP
HOME認定医制度 ≫ 規定・細則
最終更新日 : 18/09/18

認定医制度

規定・細則

日本ヘリコバクター学会認定医制度発足について

日本ヘリコバクター学会の改訂「H. pylori感染の診断と治療のガイドライン」(2009年)では「H. pylori感染症」を、十分な科学的根拠があり除菌を行うよう強く勧められるとした。これによりすべてのH. pylori感染者が除菌適応となったが、臨床現場では患者個々においてその適用は異なる可能性が高い。現在、除菌療法の保険適用は胃潰瘍、十二指腸潰瘍のみであるが、今後、保険外診療が増加することが予想されるため、診察者は消化器内科のみならず細菌学や疫学、病理学などの広い知識が必要となる。

そこでH. pylori感染症の診断と治療を適確に行える医師を養成するため、日本ヘリコバクター学会は認定医制度を発足する。認定医には、除菌療法に関する一般市民の不安や疑問また実地医家からの診療上の問題や疑問について、相談可能な医師として活動していただくこととした。

この認定医制度は、実地医家によるH. pylori感染の診断や治療に制限を加えるものではなく、H. pylori感染症の適切な診療がスムーズに行われることを期待して計画された。


日本ヘリコバクター学会「H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医」制度規定

平成21年5月27日施行
平成26年6月7日改定
平成28年3月18日改定
平成28年6月13日改定
平成28年9月9日改定
平成29年3月16日改定
平成29年9月7日改定

第1章 総則

第1条

本制度は、H. pylori感染症に関する豊富な知識と優れた診療技能を有する医師を育成することにより、国民の健康と福祉に貢献することを目的とする。

第2条

1.前条の目的を達成するために日本ヘリコバクター学会(以下学会と略記)は「H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医(以下認定医と略記)の申請資格」及び「認定医の認定方法」の規則により認定医に対し認定証を授与する。
2.前号の認定証はH. pylori感染症に関し十分な学識経験を備え、その診療を担当する素養を有する医師であることを学会が公認するものである。

第3条

本制度の維持と運営のため、学会認定医制度審議委員会(以下委員会と略記)を設け、認定医資格を審査し、かつ認定するための諸制度を定める。

第2章 審議委員会

第4条

委員会は第1条に掲げる目的を遂行するために認定医の認定等必要な業務を行う。

第5条

委員会は学会理事、学会代議員、学会会員のうち理事長が委嘱した若干名で構成する。

第6条

委員会委員の任期は2年とし、連続3期までの再任は妨げない。

第7条

委員会に委員長及び副委員長を置く。委員長は学会理事長の推薦をもって充て、副委員長は委員長の指名により定める。委員長は委員会を所掌し、本制度の円滑な運営を図る。また委員会は委員長が招集する。

第3章 認定医の申請資格

第8条

認定医を申請できる者は下記の通りとする。
1.日本国の医師免許証を有し、2年間の初期研修を終えた後3年以上の診療実績を有する者、あるいはそれに相当する研修を終了した者。
2.学会の会員であり、会費を完納していること。
3.学会主催の教育講演会に参加していること(過去3年間に1回以上)。
4.学会学術集会へ出席していること(過去3年間に1回以上)。
5.認定の手続(第9条の「認定方法」をいう)を満たしていること。
6.認定試験に合格した者。

第4章 認定医の申請と認定方法

第9条

認定を申請するものは次の各号に掲げる申請書類を所定の期日までに学会理事長に提出するものとする。
1.認定医申請書
2.医師免許証写
3.履歴書

第10条

認定審査は前条に定める申請書類及び試験によって、毎年1回以上実施するものとする。
認定医試験を行うため、教育講演会実行委員会ならびに試験問題作成委員会を設ける。
認定審査の期日及び必要な事項は毎年度ホームページに公示するものとする。

第11条

委員会は申請内容などを総合的に評価し、理事会に報告する。

第12条

学会は合格者に対し認定証を交付する。

第13条

認定期間は5年間とし、認定更新の審査を経なければ、引き続いて認定医を呼称することは出来ない。

第5章 認定医の資格更新

第14条

委員会は、認定を受けてから5年を経たときに、委員会の定める要件(細則に定める)を満たした者について、認定更新の審査を行い、認定医資格を更新する。認定更新手続きについては細則に定める。

第15条

認定医更新の要件は下記のとおりとする。
1.継続して学会の会員であること。
2.認定医取得後ならびに更新後5年間に、学術集会1回以上かつ教育講演会1回以上に参加した者。ただし、同時開催の学術集会と教育講演会への参加は1回分として数える。
なお、認定更新時所定の年齢(65歳以上)を超える者については更新後5年間に、学術集会1回以上あるいは教育講演会1回以上の参加で更新ができるものとする。
3.認定医取得後ならびに更新後5年間に、30例以上の除菌成功症例のレジストリー報告を教育講演会出席1回とみなす。

第6章 認定医の資格喪失

第16条

認定医は次の事由により、その資格を喪失する。
1.本人が辞退した時
2.学会会員の資格を喪失した時
3.申請書類に虚偽が認められた時
4.所定の期日までに認定更新を申請しなかった時
5.認定医としてふさわしくない行為のあった時

第7章 認定医の資格保留

第17条

認定を受けてから更新までの5年間に海外留学、長期病気療養などやむを得ない事情により更新が出来ない場合は、それを証明する書類を添付して更新の保留を申し出ることが出来る。ただし、保留期間は最長2年間とする。

第8章 本制度の運営

第18条

この規則に規定するものの他、本制度の運営についての必要な事項は別に定める。

第9章 規則の施行、改廃

第19条

この規則の改廃は委員会の議を経て、学会理事会で決定する。

第10章 補則

第20条

この規則は平成21年5月27日から施行する。


日本ヘリコバクター学会「H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医」制度施行細則

平成21年5月27日施行
平成26年6月7日改定
平成28年3月18日改定

第1条

日本ヘリコバクター学会「H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医」(以下認定医と略記)制度の施行に当たり、規定に定められた以外の事項については、つぎの各項細則に従うものとする。

第2条

学会認定医制度審議委員会(以下委員会と略記)は以下の業務を行う。
1.認定医に関する業務
1) 認定試験の実施
2)教育講演会の開催
3)認定医の資格審査
4)認定医の資格更新の審査
2.以下の委員会の運営
1)教育講演会実行委員会
2)試験問題作成委員会
3.その他本制度に関する業務

第3条

申請および審査の期日は下記に従うものとする。
1.認定申請は認定試験に合格したものとし、認定試験日の1ヶ月後までに申請書類を学会事務局に送るものとする。
2.審査は申請締切り後2ヶ月以内に終わるものとする。
3.認定試験、審査の結果はホームページに発表する。

第4条

認定医の受験手数料は10,000円、認定手数料は20,000円とする。既納の手数料は返却しない。

第5条

申請書様式は下記のとおりとする。
1.認定医申請書
2.医師免許証写
3.履歴書(*は必須項目)
1)学歴*
2)職歴*
3)業績(除菌診療実績、H. pylori感染症に関する研究論文、学会発表等の記載)
4.学会学術集会参加を証明するものの写(過去3年間に1回以上)
5.教育講演会参加証写(過去3年間に1回以上)

第6条

認定医の更新手数料は10,000円とする。既納の手数料は返却しない。

第7条

本細則の実施に関して生ずる疑義については、審議会の議を経て決するものとする。

第8条

本細則の変更は、審議会で審議し、理事会の議を経て承認を受けなければならない。


健康な胃をとりもどそう|大塚製薬

武田薬品工業株式会社

Helicobacter