top会長挨拶プログラム演題登録会場案内宿泊案内

 

 

 第12回日本ヘリコバクター学会学術集会を担当させて頂くことになり光栄に存じております。会期は2006年6月22日(木)23日(金)、神戸国際会議場での開催を予定しております。1995年第1回学術集会が開催され早いもので12年目になりますが、干支が一巡する間に、ヘリコバクターに関して多くのことが明らかになり、取り巻く環境も変化して参りました。特に、御承知の通り感染率の低下は著しく上部消化管疾患の疾病構造は転換期を迎えているといえましょう。
 そこで、第12回学術集会シンポジウムと致しましては、ヘリコバクター・ピロリ感染自体に残された問題点として「耐性菌:機序と除菌への関与」「発癌のリスクを念頭においた胃炎の多様性」「病原因子に関する最新の知見」の3主題を掲げると共に、ヘリコバクター・ピロリ陰性時代を念頭に、「H. pylori 陰性胃癌、潰瘍、マルトリンパ腫の実態と特徴」「H. pylori とGERDとの関連」の2主題について、本邦における問題点を中心に検証してみたいと存じます。ワークショップは、6主題を揚げ全体を網羅するよう配置しておりますが、一般演題の内容によりまして若干の追加も視野に入れております。
 干支一巡の間、私自身の状況も変化いたしましたが、その多くの期間を事務局幹事として、学会をリードしてこられた先生方の御指導を、また現場では、福田能啓、佐藤貴一 両 先生に多くの御厚情を賜りました。また第12回学術集会は、故 下山 孝 初代理事長が、1996年に第2回学術集会を主催されました同じ神戸での開催であることからも、先生方の御指導、御鞭撻、ご協力を賜り充実した学術集会になるよう努力させて頂き、次の時代へ向けての新しい転換点になればと念じております。
 藤岡利生 理事長の御尽力により、現在、ノーベル賞受賞 Warren、Marshall両博士の招聘が進められており、海外からの研究者招聘につきましては、現在、流動的ではありますが、時期を得て2006年2月には神戸空港も開港し、不肖、長く神戸におります一同、神戸を十分に楽しんでいただけるよう微力ながら計画いたしておりますので多数の御参加をお待ち申し上げる次第でございます。

第12回日本ヘリコバクター学会
会 長 青山 伸郎